列の追加
シートに新しく列を追加するには、以下の手順に従います。
列を新たに追加したい場所の左側の列のヘッダメニューをクリックしメニューを表示します。
メニューから「列を追加」を選択します。
「列の追加」ダイアログが表示されます
現在、シートに追加できる列は以下の4つの種別があります。
項目列 - 特定のSalesforceの項目に紐付けられている列
数式列 - シート内で定義した数式の計算結果を表示する列
データ列 - シート内でのみ利用可能なデータを格納する列
時系列マトリックス列 - 時系列マトリックス変換したデータを表示する列
項目列の追加
項目列とは、Salesforce内に定義されている既存の項目からデータを取得して表示する列です。
項目列を追加するには、以下の手順に従います。
「列の追加」ダイアログ内の「項目列」タブをクリックします。
Salesforceの項目一覧が表示されるので、列の中に表示する項目を選択します。
「追加」ボタンを押して項目列を追加します。
項目一覧はツリー状になっており、参照項目のフォルダを展開することで、シートに直接関連しているSalesforceオブジェクトだけでなく参照先のオブジェクトの項目も追加することができます。
多態関連項目をたどった項目追加
Salesforceにおいて、「Todo」や「行動」オブジェクトの「関連先」あるいは「名前」項目は、複数のオブジェクトを参照先として関連を持つことが可能になっています(多態関連項目)。これらの多態的な関連項目においては、ツリーのノードに参照先のオブジェクトを選択するプルダウンメニューが表示されます。このメニューから参照先オブジェクトを選択することで、特定の参照先オブジェクトの項目を取得することが可能です。
多態関連項目をたどった項目追加の制限
多態関連項目を辿った列を使ってフィルタ適用した際に、Salesforceに保存されている元オブジェクトのレコードの件数が多い場合など、取得される結果が想定されるものよりも少なくなる場合があります(シート内に警告が表示されます)
数式列の追加
数式列を追加することで、項目値などから計算した結果をシートの列として一覧表示に含めることができます。数式列の数式はSalesforceの数式と同じ構文で記述でき、Salesforceで利用できる関数のほとんどを使用することができます。
数式列を追加するには以下の手順に従います。
「列の追加」ダイアログ内の「数式列」タブをクリックします。
表示ラベル [A] に列のラベル名を入力し、データ型 [B] に数式が返す値の型を選択します。
数式 [C] に数式を入力します。数式エディタボタン**[D]** をクリックして専用の数式エディタで数式を入力可能です。詳細については「数式エディタを用いた数式の記述」を参照してください。
「追加」ボタンを押して数式列を追加します。
数式列の注意事項
数式列は、Salesforceの数式項目とは異なり、列を追加したシート内でのみ利用できます。数式列の追加によって元のSalesforceオブジェクトに対して項目を自動的に追加することはありません。
シート内で追加された数式列に対してフィルタおよびソートを適用した場合、フィルタ・ソート処理の対象はSalesforceから取得したレコードに対してのみとなります。フィルタ・ソート対象のレコードを増やすには、シート設定から「最大取得レコード数」の設定を変更してください。
数式列の数式は、Salesforceの数式項目で利用できる数式と構文的な互換性はありますが、利用時にはいくつか制限があります。制限の詳細については「数式の制約および注意事項」を参照してください。
データ列の追加
Salesforceに定義されている項目とは別に、シート内でのみ利用可能なデータを格納する列を新規に追加できます。データ列に保存した情報はSalesforceレコードに関連付けて保存され、フィルタやソートなどに利用可能です。
データ列を追加するには、以下の手順に従います。
「列の追加」ダイアログ内の「データ列」タブをクリックします。
表示ラベルとして列のラベル名を入力し、データ型としてデータ列に格納したいデータの型を選択します。データ型としては以下を選択可能です。
テキスト
テキスト(複数行)
数値
日付
日付時刻
チェック(TRUE/FALSE)
選択リスト
データ型として「選択リスト」を選んだ場合は、選択リストの選択肢を改行区切りで入力します。
「追加」ボタンを押してデータ列を追加します。
データ列の注意事項
データ列の追加によって、元のSalesforceオブジェクトに対して項目を自動的に追加することはありません
追加したデータ列に保存された情報は追加したシート内でのみ利用可能です
作成された列は、Salesforce項目に関連付けられた列とは異なり、シートや列が削除されると保存されているデータも削除されます
データ列の制限
1つのシートに含めることのできるデータ列は、各データ型あたり10列までとなります
データ列に対してフィルタ適用した際に、Salesforceに保存されている元オブジェクトのレコードの件数が一定より多い場合など、取得される結果が想定されるものよりも少なくなる場合があります(シート内に警告が表示されます)
他のユーザが作成したブック/シートに対してのデータ列の追加はできません(ブックを複製することで利用することは可能です)
時系列マトリックス列の追加
本機能の利用には「時系列マトリックス変換オプション」が有効になっている必要があります。ご利用をご希望の場合は担当の営業窓口までお知らせ下さい。
シートに表示されているオブジェクトの関連リストとなっているレコード情報をリスト形式からマトリックス形式に変換し、横方向に並べて表示する入れ子の列を追加します。詳しくは「時系列マトリックス変換」を参照してください。
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