シートの設定 - オプション

オプションタブでは、シートに関する付加的な設定情報を参照および変更することができます。

  • [A] 最大取得レコード数 – Salesforceサーバから取得するレコードの最大件数を設定します。デフォルト値は2,000件です。最大20,000件までレコードを取得するように設定することが可能です。

  • [B] レコード保存時のバッチサイズ – レコードをSalesforceへ保存する際に、1リクエストに含めることが可能なレコードの数を指定します。保存対象のレコード数がバッチサイズより大きい場合、複数のリクエストに分けて送信します。デフォルト値は2,000件です。最小1件から最大10,000件まで設定することが可能です。

  • [C] 操作の許可 – シートに対する各種操作の許可/不許可を設定します

    • 新規レコードの作成 - シートの画面から新規にレコードを作成することを許可します。この操作のチェックを外した場合、ページ下部の「新規レコードを追加」リンクが表示されなくなります。またコピー&ペーストでの複製も禁止されます

    • レコードの更新 - シートの画面に表示されているデータを編集・更新することを許可します。この操作が許可されていない場合

    • レコードの削除 - シートの画面から表示されているレコードを削除することを許可します。この操作が許可されていない場合、「レコードを削除」アクションボタンやDELETEキーでのレコード削除操作は失敗します。

    • レコードのダウンロード - レコードをCSVでダウンロードすることを許可します。この操作が許可されていな場合、ダウンロードアクションボタンを配置している場合はCSVダウンロード時にエラーが表示されます

    • クリップボードへの大量一括コピー - 指定されたしきい値を超える件数のレコードに対するコピー操作の実行を許可します。この操作が許可されていない場合、ショートカットキーや右クリックで指定件数以上のレコードや選択範囲のデータをクリップボードへコピーするとエラーが表示されコピーに失敗します。大量一括コピーとして扱われるレコードの件数のしきい値は管理コンソールの「組織設定」より変更可能です。

シートの設定で操作が許可されている場合でも、Salesforceオブジェクトのアクセス許可設定や管理コンソールのアクセス制御設定で該当の操作が許可されていない場合には、実際のシートでは操作は許可されていないものとして動作します。またその場合、シートの設定画面での操作の許可のチェックボックスには警告マークとともに「オブジェクトの権限設定により操作が制限されているため、操作の許可は適用されません」というメッセージが表示されます。

アクセス制御と操作の許可の詳細は「アクセス制御」ページの「操作の許可の判定方法」を参照してください。

  • [D] ロック – シートおよび内包する要素に対する設定をロックします

    • 列の変更(追加/削除を含む)をロック - シートに含まれる列に対して、列の追加・削除やラベルの変更・設定の変更などの設定変更を禁止して保護します。ただし、ソートやフィルタについては列メニューから変更することが可能です。

  • [E] ビュー – ビューについての設定を変更します。詳細については「ビューの設定」を参照して下さい

    • ビューによる切り替えを有効にする - シートの表示条件に関する設定を「ビュー」として保存し、プルダウンから切り替えて利用できるようにします。

    • プライベートビューの作成を許可する - ブックの所有者以外のユーザが、自分のみ参照可能なビューの設定を作成することを許可します。この設定は「ビューによる切り替えを有効にする」にチェックが入っている場合のみチェックできます。

  • [F] フォーム – 検索フォームについての設定を変更します。詳細については「フォームの設定」を参照してください

    • 検索フォームを有効にする - ツールバーに検索用のフォーム入力要素を配置し、シート内のレコードを検索できるようにします。

    • ユーザによるフォームのカスタマイズを許可する - ブックの所有者以外のユーザがシートを閲覧した際に、フォーム要素を追加・編集・削除することを許可するかどうか設定します。このカスタマイズは通常一時的なものですが、プライベートビューの作成を有効にしている場合はビューの一部としてカスタマイズ結果を保存可能です。

  • [G] シートの描画 – シートの描画の設定を変更します。

    • スクロール時の遅延描画を有効にする - シートのスクロールの際に隠れている領域を遅延して描画します。これを有効にすると、大量の列や行を含むシートを描画する際のパフォーマンスが向上しますが、スクロール時に画面のちらつきが発生する場合があります。

「スクロール時の遅延描画を有効にする」オプションが有効かどうかに関わらず、1ページあたりの表示件数が500件以上の場合にも遅延描画は有効になります。

  • [H] フッター – シートのフッタに関する設定を変更します。

    • フッターを自動的に表示・非表示にする - シートのフッターを通常は非表示にし、マウスをシートの下部にオーバーしたときのみポップアップして表示するようにします。縦方向の画面サイズを最大限に利用してデータを表示したい場合に有効です。

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