連動シートの作成
Mashmatrix Sheetでは、あるシート上で選択したレコードに連動して表示が更新されるシートを作成することが可能です。これにより関連リストなどの情報を同時に表示しながら作業することが可能になります。
連動シートを作成するには、以下の手順に従います。
シートタブの右側にある「+(新規シート作成)」ボタンをクリックします。
メニューが表示されるので、「連動シートを追加」を選びます。
「連動シートを作成」ダイアログが表示されます
関連リストから作成
連動シートは、既存のシートに表示されているオブジェクトの関連リストから作成することが可能です。
「連動元シート」 [A] から、連動元となるシートを選択します。関連リストタブにはこの連動シートのオブジェクトの関連リスト一覧が表示されます。
「シートの形式」[B] はデフォルトの「表形式」のままにしておきます。
「連動シートのデータソース」 [C] の「関連リスト」タブには、連動元となるシートに表示されているオブジェクトの関連リストの一覧が表示されるので、連動シートとして表示したいオブジェクトを選択します
「作成」ボタンを押して連動シートを作成します
ブックの画面分割がされていない場合は、連動シートを追加すると自動的に「下部フッタ」レイアウトで画面が分割され、作成した連動シートはフッタ領域に配置されます。画面分割がされたレイアウトの場合は、作成した連動シートはクリックした「+(新規シート作成)」ボタンが配置されている領域に追加されます。ブックの画面分割については「ブックの画面分割」を参考にしてください。
カスタム連動シートの作成
連動シートでは、元のシートの関連リストになっているオブジェクトだけでなく、任意のオブジェクトを関連付けて連動させることが可能です。関連リスト以外の連動シートを作成するには「カスタム連動」タブをクリックします。
「連動シート」 [A] から、連動元となるシートを選択します。
「シートの形式」[B] はデフォルトの「表形式」のままにしておきます。
「連動シートに表示するオブジェクト」 [C] から、連動シートとして表示したいオブジェクトを選択します
「一致検索の対象となる項目」 [D] には、連動の際にフィルタを適用する対象となる項目を「連動シートに表示するオブジェクト」の項目の中から選択します。
「比較方法」 [E] から、フィルタの比較方法を選択します。
等しい - 連動シートは、連動元シートの対象レコードの値に一致するものを自動的にフィルタして表示します。対象となるレコードが複数ある場合は、レコードの値のうちいずれかに一致するものを表示します。
一致しない - 連動シートは、連動元シートの対象レコードの値に一致しないものを自動的にフィルタして表示します。対象となるレコードが複数ある場合は、レコードの値のうちいずれにも一致しないものを表示します。
「連動元シートのキーとなる列」 [E] に、連動の際にキーとして利用される連動元シート内の列を選択します。この列の値がフィルタの際の検索キーとなります。
「キー値の対象範囲」 [F] に、連動の際にキーとして利用されるレコードの対象範囲を指定します。
選択されたレコードの値 - 連動シートは、連動元シートの選択されているレコードの値をキーとして利用します。選択されたレコードとは、カーソルが置かれているレコードか、あるいはレコード選択チェックボックスで選択されているレコードのいずれかです。
シート内のすべてのレコードの値 - 連動シートは、連動元シートにロード済みのすべてのレコードの値をキーとして利用します。
「作成」ボタンを押して連動シートを作成します
連動シートの振る舞い
連動シートとして追加されたシートでは、連動元となるシート上で選択したレコードに関連しているレコードのみがフィルタされて連動シート内に表示されます。また、連動元となるシートのレコードの選択を変更すると、連動シート内の表示が更新されるのが確認できます。
カード形式の連動シート
連動シートには、元シートのレコードに関連しているレコードのリストを一覧表示する「表形式」のシートと、元シートのレコードの詳細情報を表示する「カード形式」のシートがあります。
連動シートとしてカード型でレコードを表示するシートを作成可能です。詳しくは「カード形式のシートの作成」を参照してください。
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