カード形式のシートの設定
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カード形式のシートでは、通常の表形式のシートとは異なり、カード表示に関する設定を確認および変更できます。
シートの設定を確認および変更するには、以下の手順に従います。
シートメニューをクリックし、「設定」を選択します。
シートの設定変更ダイアログが表示されます。ダイアログ内に「基本」「オプション」「レイアウト」の3つのタブが表示されます。
「オプション」および「レイアウト」タブは、ブックの所有者以外のユーザに対しては非表示となります
基本タブでは、シートに関する基本的な情報を参照および変更することができます。
[A] タイトル – シートのタブに表示されるタイトルを設定します
[B] ブックID – ブックのID値を表示します(変更不可)
[C] シートID – シートのID値を表示します(変更不可)
[D] シートの形式 – シートの形式を表示します。カード形式のシートの場合は「カード形式」と表示されます(変更不可)
[D] 連動元のシート – カード形式のシートの元になっているシートのタイトルおよびシートIDを表示します(変更不可)
オプションタブでは、カード形式のシートに関する付加的な設定情報を参照および変更することができます。
[A] 操作の許可 – シートに対する各種操作の許可/不許可を設定します
新規レコードの作成 - カードシートメニューから新規にレコードを作成することを許可します
レコードの更新 - カード内で現在表示されているレコードを編集・更新することを許可します
レコードの削除 - カード内で現在表示されているレコードを削除することを許可します
[B] ナビゲーション – カード内でのレコードの遷移に関する動作を設定します
レコードのナビゲーションを有効にする – シートのフッターに表示される矢印ボタンによるレコードの遷移を可能にします
連動元のシートにおいて許可されていない操作がある場合、カード形式のシート設定ではそれぞれの操作のチェックボックスは選択不可となります。
レイアウトタブでは、カード形式のシートに表示する内容について変更することができます。
[A] セクションのヘッダ – ドラッグ&ドロップでカードビューに追加することで、指定の位置に折りたたみ可能なセクションヘッダを作成します。セクションヘッダから次のセクションヘッダまでに配置されるカード項目がセクションの折りたたみ対象となります。
[B] 連動元シートの列 – 連動元シートに表示されている列の一覧が表示されます。ドラッグ&ドロップでカードビューに追加することで、指定の位置にカード項目として追加されます。
[C] カードビュー – カード内に表示する項目およびセクションが順番に表示されます。ドラッグ&ドロップで各項目・セクションの順番を並び替え可能です。
[D] セクションメニュー – カード内のセクションに対する操作メニューです。セクションの表示ラベルなどのプロパティ値の変更、およびカードビューからセクションの削除が可能です。
[E] カード項目メニュー – カード内に表示する項目に対する操作メニューです。カード項目の表示ラベルなどのプロパティ値の変更、およびカードビューからカード項目の削除が可能です。
[F] 最大化表示ボタン – カードシート設定ダイアログを最大化表示します。複数列のレイアウトでカードビューのレイアウトを編集するのに適しています。
[G] カードビューメニュー – 「デフォルトのレイアウトにリセット」を選ぶと、連動元のシートで表示状態に設定されている列のみがカードビュー内にカード項目として選択されます。
カードビュー内に追加したセクションのプロパティに列数を設定することで、セクション内のカード項目を複数列のレイアウトに並べて表示が可能です。
セクション内のカード項目は、指定された列数に達するまで横方向に並べて表示され、列数を超えると折り返して表示されます。
レイアウトの列数を変更するには、セクション設定メニューからセクション設定ダイアログを表示して、セクションのプロパティを変更します
ラベル [A] - セクションに表示するラベルを指定します
列数 [B] - セクション内に含まれるカード項目のレイアウトの列数を指定します。最大で6列まで指定可能です。デフォルトは1列です。
最小列数 [C] - レスポンシブな表示の際にも最小限表示する列数を指定します。デフォルトは1列です。
セクションヘッダを非表示 [D] - セクションヘッダを非表示にすることで、レイアウト機能のみを利用します。
カードビューは、カードビュー自身が表示される領域の横幅に応じて、自動的に内部のセクションの列数を削減して表示することがあります(レスポンシブ表示)。そのため、横幅が十分でない表示環境では、セクションの列数プロパティに指定された列数で常にレイアウトされるとは限りません。
ただし、セクションのプロパティとして最小列数を指定している場合は、レスポンシブ表示が必要な場合でも、必ずその列数以上の列数で表示されるように保証することができます。横方向に決まった列数以上で表示することが重要な場合には、セクションのプロパティに最小列数を表示することをおすすめします。
特定のカード項目のレイアウト幅を広く表示したい場合などに、カード項目ごとにレイアウト内で占有する列数を指定できます。例えば3列表示のセクション内で、あるカード項目の占有列数を2とした場合、以下のような表示となります。
カード項目の占有列数を設定するには、カード項目メニューからカード項目設定ダイアログを表示して、カード項目のプロパティを変更します。
ラベル [A] - カード項目の表示ラベルを設定します。
占有列数 [B] - カード項目がレイアウト内で占有する列の数を指定します。最大で6列まで指定可能です。デフォルトは1列です。
カード項目がレイアウト内で横並びに配置される際、占有する列がセクションの列数を超えた場合は、カード項目は折り返して表示されます。またセクションの列数を超える占有列数が指定された場合は、カード項目はセクションの全列を利用して表示されます。