カード形式のシートの作成

Mashmatrix Sheetでは、レコードの一覧を表形式で表示する通常のシートの他に、レコードの詳細情報を表示する「カード形式」のシートを表示できます。

カード形式のシートは、表形式のシートに連動する連動シートになります。カード形式のシートでは、連動元のシートで選択されたレコードの情報を、カード型の画面で一つ一つ項目の内容を確認でき、また必要に応じて編集も可能です。

カード形式のシートの作成

カード形式のシートを作成するには、以下の手順に従います。

  1. シートタブの右側にある「+(新規シート作成)」ボタンをクリックします。

  2. メニューが表示されるので、「連動シートを追加」を選びます。

  3. 「連動シートを作成」ダイアログが表示されます

  1. 「連動元シート」 [A] から、連動元となるシートを選択します。

  2. 「シートの形式」[B] で「カード形式」を選択します。

  3. 「カードのレイアウト」 [C] 画面で、カード型シートに表示する項目を、連動元のシートの列 [D] からドラッグ&ドロップでカードビュー [E] に追加します。

  4. 「作成」ボタンを押して連動シートを作成します

カード形式のシートの詳細

ユーザの操作に応じて、カード形式のシートは2つのモード(閲覧モード・フォームモード)で表示されます。初期状態は閲覧モードになります。

閲覧モード

レコードのデータを詳細形式で表示します。カード内の各項目は、シートのセルで表示されている時と同じデータ形式・書式設定で表示されます。

  • カードメニュー [A] からレコードの新規作成・編集・削除が可能です。「新規」および「編集」を選択すると、フォームモードに切り替わります。

  • セクションヘッダ [B] をクリックすると、セクションを折りたたんでカード項目のセットを表示・非表示に切り替えます。折りたたみ表示されるセクションには次のセクションヘッダまでのカード項目が含まれます。

  • カード項目に表示されている編集アイコン [C] をクリックするか、カード項目の値をダブルクリックすると、項目値を編集するコントロールが表示され、インラインで値を編集できます。

  • カード形式の連動シート内の項目に対して適用した変更は、連動元のシートにも自動的に適用されます。逆に連動元のシートで編集して変更を行っていた場合は、変更が適用された状態でカード形式の連動シートに表示されます。変更されている項目には表形式のシートと同じように項目値の右上にオレンジ色の三角マークが表示されます [D]

  • カード型シートのナビゲーションボタン [E] で、元シートに表示されているレコードのうち、現在のレコードの前の/次のレコードに遷移します。レコードを遷移した場合、元シートのカーソルも前の/次のレコードに移動します。

  • レコードに変更が含まれている場合、保存ボタンと元に戻すボタン [F] がフッター内に表示されます。保存ボタンを押すとそのレコードの変更を保存します。元に戻すボタンを押すと、そのレコードに適用されている変更をすべて破棄し、ロードした際の状態のデータに戻します。

フォームモード

レコードのデータを、フォーム入力でそのまま編集が可能な形で表示します。

  • カード内のフォーム入力 [A] から各カード項目の値を直接編集します。

  • 保存ボタン [B] をクリックすると、フォーム内で入力・変更されたデータをレコードに保存します。保存に成功すると閲覧モードに切り替わり、保存済みのレコードを表示します。

  • キャンセルボタンを押すと、そのレコードに適用されている変更内容を破棄し、閲覧モードに切り替わります。

カード形式のシートの特徴

  • 連動元のシートにおいて許可がされていない操作(新規レコード作成、更新、削除など)は、カード形式のシートでも操作ができないようになります。また連動元のシートの列でセルの編集が許可されていない場合には、同列に対応するカード内の項目も編集不可になります。

最終更新